Ubuntu 14.04にSTM32マイコンの開発環境をインストール

Ubuntu 14.04にSTM32マイコンの開発環境をインストールしたいと思います。
具体的にはEclipse + GNU ARM Embedded Toolchain + openOBD + stlinkをインストールします。

Eclipseのインストール

Ubuntu14.04にEclipse neonをインストール

Eclipse CDTをインストール

EclipseにARM用プラグインをインストールしましょう。
Eclipseを起動します。メニューのヘルプ(H)から、Install New Software…を選択します。
別のウインドウが開きますので、作業対象に
http://gnuarmeclipse.sourceforge.net/updates
を入力します。
表示されたプラグインの全てをインストールします。
screenshot-from-2016-12-05-203152

GNU ARM Embedded Toolchainのインストール

ツールチェインのインストールを始める前に、apt-getで、LaunchPad GNU ARM Emdedded ToolchainのPPAのbinutils-arm-none-eabi gcc-arm-none-eabiがインストールされている場合は削除してください。詳しくはわかりませんが、どうやらapt-getでインストール出来るバージョンのものは不完全らしいです。

sudo apt-get remove binutils-arm-none-eabi gcc-arm-none-eabi

それではツールチェインをインストールします。
次のリポジトリを登録してください。こちらのは正常なものがインストールできます。

sudo add-apt-repository ppa:terry.guo/gcc-arm-embedded
sudo apt-get update

apt-cacheでインストール出来るバージョンを確認して、apt-getでインストールしましょう。
現時点では4.9.3.2015q3-1trusty1がインストール出来ました。

sudo apt-cache policy gcc-arm-none-eabi
sudo apt-get install gcc-arm-none-eabi=4.9.3.2015q3-1trusty1

ST-Linkドライバのインストール

STMマイコン用のデバッガにST-Linkがあります。Nucleoのボードにもついてますね。
あたりまえですが、ただPCにつなげただけでは動作してくれません。
そこで、ST-Link用のドライバをインストールする必要があります。

このドライバはソースコードを持ってきて自分でビルドします。

git clone https://github.com/texane/stlink
cd stlink
make release
cd build/Release
sudo make install

ユーザーレベルで実行できるようにするため、/etc/udev/rules.dにrulesファイルがインストールされました。
設定を反映します。

sudo udevadm control --reload-rules
udevadm trigger

OpenOCDのインストール

apt-getでインストール出来るOpenOCDはバージョンが古いため最近のデバイス用のファイルを別に用意しないといけないのでいささかめんどくさいです。最新版をインストールしたいので、ソースコードからビルドします。

git clone git://openocd.git.sourceforge.net/gitroot/openocd/openocd
cd openocd
./bootstrap
./configure --enable-stlink --enable-arm-jtag-ew
make
sudo make install

/usr/local/binにインストールされるので、PATHが通ってない場合は通すと楽です。

openocd –versionでインストールされたバージョンを確認できます。

openocd --version

Open On-Chip Debugger 0.10.0-dev-00419-gbcaf775 (2016-12-06-13:36)
Licensed under GNU GPL v2
For bug reports, read
	http://openocd.org/doc/doxygen/bugs.html

Eclipseの設定

必要なソフトウェアが全てインストールできたので、先ほどインストールしたEclipseのOpenOBD用のプラグインを使用するための設定をします。
Eclipseを起動して、メニューの、実行(R)からデバッグの構成(B)を選択してください。
ウインドウが開くので、左側の「GDB OpenOCD Debugging」を選択してください。
次に右側のメインとデバッガーの項目を次のように設定しましょう。
また、Config Optionは自分が使用しているボードに合わせて変更してください。
自分はSTM32F411 Nucleo-64を使用しています。
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これで開発環境のインストールは終了です。STMマイコンを楽しみましょう

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